助産師が働きやすい環境を!

可能性を閉ざされている助産師たち

日本の現代社会における様々な問題の一つに、少子高齢化が挙げられます。そんな中で、助産院などのアットホームな場所での出産だったり、助産師に自宅へ来てもらい、精神的に抱える負担を、極力軽くするような出産を望むという方が増えています。

そういった事から、助産師は注目されるようになり、もっと助産師が働きやすい環境にしてほしい、 活躍出来るシステムを確立して欲しいと希望する人も、少なくないかと思います。

1950年代頃の助産師が主導権を持った出産と言うのは、当時は世間でも一般的なものでしたが年々医学の進歩と共に、異常分娩や出産時の非常事態等に備える為に助産院の数も少なくなりました。

結果的に、医療機関で活躍する助産師は増加傾向にありますが助産院そのものは減少の一途をたどるのです。最近では、助産院として運営している機関は、非常に少ないのではないでしょうか。

平成18年に調査したところによると、国内で最低でも必要とされている助産師の人数は、約6700名との事です。ですが、そのニーズに反するように、助産師の人数は、実際のところかなり人手が足りていません。

要は、助産院で仕事をしたり、助産師として仕事をする人自体がなかなかいないと言う事です。ちなみに、助産師として、実際に職に就いている人は、10万人中20人。明らかに少なすぎると思いませんか?

ただ、助産師免許を持っている人はたくさんいます。でも、助産師を受け入れる体制や環境、システムが、医療機関等で確立されていないといった現状がある事こそが最大のデメリットです。 これでは需要と供給のバランスが、まるでなっていませんよね。

今後、助産師が活躍の場を広げる環境が整う事で、バランスのとれた需要と供給がなされる事でしょう。 それには、医療機関並びに、行政機関の対応が、問われる事となりそうです。

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